用語集
MetaTrader管理用語集
ブローカーや管理者が日々使う用語を、わかりやすく解説します。
トレードサーバーやアクセスサーバーから、ブリッジ、FIX、A-Book、スワップ、ストップアウトまで、MetaTrader管理に関する用語の定義集です。
- Trade server(トレードサーバー)
口座を保持し、注文を処理するMetaTraderの中核サーバーです。
高速な約定のため、流動性プロバイダーの近くに配置すべきです。
- Access server(アクセスサーバー)
顧客が接続する入口です。
アクセスサーバーを複数の地域に分散配置することで、顧客の接続を高速に保てます。
- History server(ヒストリーサーバー)
価格履歴を保存・配信します。
ターミナルにチャートや過去データを提供します。
- Backup server(バックアップサーバー)
復旧のためにプラットフォームのデータのコピーを保持します。
バックアップは定期的な復元によって検証する必要があります。
- Administrator terminal(管理者ターミナル)
MetaTraderサーバーの設定に使用するアプリケーションです。
管理者はこれを通じてグループ、シンボル、プラグイン、サーバー設定を管理します。
- Manager terminal(マネージャーターミナル)
ディーリングやサポートのチームが口座管理に使用するアプリケーションです。
権限はチームごとに最小権限の原則に従うべきです。
- Manager API(マネージャーAPI)
外部システムをMetaTraderと連携させるためのインターフェースです。
CRM、顧客エリア、レポーティングツールが口座の作成やデータの読み取りに使用します。
- Group(グループ)
設定を共有する口座の集まりです。
グループは口座タイプごとのレバレッジ、シンボル、手数料、証拠金、ルーティングを定義します。
- Symbol(シンボル)
サーバー上で設定された取引可能な銘柄です。
仕様には契約サイズ、桁数、セッション、スワップ、証拠金が含まれます。
- Swap(スワップ)
保有ポジションに対する翌日持ち越しの金利調整(支払いまたは受け取り)です。
スワップレートは管理者が定期的に更新します。
- Trading session(取引セッション)
シンボルの気配提示と取引が可能な時間帯です。
夏時間の切り替え時にはセッションを調整する必要があります。
- Stop-out(ストップアウト)
ポジションが自動的に決済される証拠金維持率の水準です。
グループごとにマージンコール水準とあわせて設定します。
- Margin call(マージンコール)
ストップアウト前の警告水準です。
証拠金が不足しつつあることをトレーダーに知らせます。
- Bridge(ブリッジ)
MetaTraderと流動性プロバイダーを接続するソフトウェアです。
例としてOneZero、PrimeXM、Gold-i、Centroidがあります。
- Gateway(ゲートウェイ)
MetaTraderと外部の取引先をつなぐコネクターです。
独自のMT5ゲートウェイを提供する流動性プロバイダーもあります。
- FIX protocol(FIXプロトコル)
電子取引の標準的なメッセージングプロトコルです。
多くの流動性接続では、価格と注文にFIXセッションを使用します。
- Liquidity provider (LP)(流動性プロバイダー)
価格を提供し、注文を約定させる企業です。
ブローカーは、より良い価格と冗長性のために複数のLPと接続することが一般的です。
- Price aggregation(価格アグリゲーション)
複数のLPのクオートを統合することです。
アグリゲーションにより、利用可能な最良のBid/Offerを構成します。
- A-Book(Aブック方式)
顧客の注文を流動性プロバイダーに流す方式です。
市場リスクはLPが負い、ブローカーはスプレッドと手数料で収益を得ます。
- B-Book(Bブック方式)
ブローカーが顧客取引の反対側に立つ方式です。
リスクがブローカーに集中するため、強固な監視が必要です。
- Hybrid execution(ハイブリッド執行)
フローの一部をA-Book、一部をB-Bookで処理する方式です。
ルールはグループ、シンボル、数量、顧客の取引行動に応じて設定できます。
- Exposure(エクスポージャー)
シンボルごとのブローカーの正味のオープンリスクです。
エクスポージャー監視により、大きな偏りをディーリングデスクに通知します。
- Toxic flow(トキシックフロー)
レイテンシーや価格差を継続的に利用する取引行動です。
ブローカーはレポートとルーティングルールでこれを追跡します。
- Server plugin(サーバープラグイン)
MetaTraderサーバーに機能を追加する拡張モジュールです。
プラグインは本番導入前とアップデート後にテストする必要があります。
- White label(ホワイトラベル)
他社のライセンスを通じてMetaTraderを利用する形態です。
プロバイダーがサーバーを運用し、ブローカーは自社ブランドで営業します。
- Failover(フェイルオーバー)
主系が故障した際にバックアップ系へ切り替えることです。
フェイルオーバーは事前に設計し、テストしておく必要があります。
- Latency(レイテンシー)
システム間の通信の遅延です。
流動性や顧客の近くにサーバーを配置することで、レイテンシーを低減できます。
- Cross-connect(クロスコネクト)
データセンター内の直接的な物理接続です。
ブローカーのサーバーとLPを最小限のレイテンシーで接続するために使用します。
- DDoS attack(DDoS攻撃)
サービスを停止させることを目的とした大量のトラフィックです。
アクセスサーバーにはプロバイダーレベルの緩和策が必要です。
- SLA(サービスレベル契約)
サービスレベルに関する合意です。
サポートの対応範囲、応答目標、エスカレーションを定義します。
- Daylight saving time (DST)(夏時間)
一部の国で行われる季節的な時刻変更です。
DSTの開始時や終了時には、取引セッションとサーバー時刻の設定を見直す必要があります。
- Hedging vs netting(ヘッジングとネッティング)
MT5の2種類のポジション管理モードです。
ヘッジングはシンボルごとに複数のポジションを保有でき、ネッティングは1つの集約ポジションを保持します。
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